毎日新聞による特集記事「阪大ロボット学」:浅田教授,長井特任准教授,石原助教のインタビューを掲載

浅田教授,長井特任准教授,石原助教のインタビュー記事が,毎日新聞の特集「阪大ロボット学」として掲載されました. 夕便:阪大ロボット学/1 研究通じ人に関心 触れたい柔らかさ追求 工学研究科・石原尚助教 毎日新聞 2015年09月09日 大阪夕刊 http://mainichi.jp/area/news/20150909ddf001040021000c.html 夕便:阪大ロボット学/2 知覚体験し障害を理解 工学研究科・長井志江特任准教授 毎日新聞 2015年09月12日 大阪夕刊 http://mainichi.jp/area/news/20150912ddf001040019000c.html 夕便:阪大ロボット学/5止 人間の心と体を知る 浅田稔教授(工学研究科) 毎日新聞 2015年09月17日 大阪夕刊 http://mainichi.jp/area/news/20150917ddf001040013000c.html

石原尚助教が「小型でしなやかに動く子ども型アンドロイドの基本骨格」を報道発表

本研究室のの石原尚助教および浅田稔教授を中心とする研究チームは、子どものように親密に触れ合えるロボットを目指して、小型でしなやかに動作可能な子ども型ロボットの基本骨格部分の設計・開発を行いました。柔らかくしなやかな動作を実現するために、空気圧駆動方式を採用し、外から加わる力が効率よく内部の空気に伝わるように設計しました。また、直線的に動作するリニアアクチュエータと回転型アクチュエータを体の場所に応 じて適切に使い分けることで、小さな体でありつつも、多数の動作機構を備えさせることに成功しています。これまでに実施したいくつかの試作機の開発を経て、骨格機構の信頼性としなやかさが向上しました。これらの特徴により、多様な姿勢を表現することができ、かつ人と触れ合った際にも柔らかく動作することが可能です。さらに、人のような柔らかく機能的な皮膚を実装することで、子どもを相手にするように親密に触れ合うことのできる子ども型ロボット「Affetto(アフェット)」が実現できます。本研究の一部成果は Advanced Robotics 誌に掲載されています(http://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/01691864.2015.1046923?journalCode=tadr20#.VdGj-_ntl8s)。

長井特任准教授と秦博士前期課程2年らが開発した自閉スペクトラム症知覚体験シミュレータを報道発表

本研究室の長井志江特任准教授,秦世博博士前期課程2年,浅田稔教授,東京大学先端科学技術研究センターの熊谷晋一郎特任講師,綾屋紗月特任研究員の研究グループは,自閉スペクトラム症者の特異な知覚世界を体験することのできる,ヘッドマウントディスプレイ型知覚体験シミュレータを開発しました.知覚過敏や知覚鈍麻として知られる視覚のコントラスト強調や不鮮明化,無彩色化,砂嵐状のノイズ発生といった症状が,環境からのどのような視聴覚信号によって引き起こされているのか,その過程を世界で初めて計算論的に解析・モデル化しました.本研究の成果を応用することで,自閉スペクトラム症者の特異な知覚が彼らの社会性の問題にどのような影響を与えているのかを理解し,自閉スペクトラム症者にとって真に有益な支援法を提案することが期待されます. 詳細はプレスリリース資料をご参照ください. 最新情報 本シミュレータに関する一般向け講演会を,2015年7月5日(日)に東京大学本郷キャンパスで開催します.詳細はこちらをご覧ください. 本シミュレータに関する一般向け講演会を,2015年4月29日(水・祝)にグランフロント大阪で開催します.詳細はこちらをご覧ください. 本シミュレータが,2015年4月15日(水)放送の読売テレビ「かんさい情報ネット ten.」の「Go! Go! 若一調査隊」のコーナーで紹介されます. 報道 NHK関西「「自閉スペクトラム症」を体験」, 2015年4月29日. link 読売テレビ「かんさい情報ネット ten. | Go!Go!若一調査隊」「阪大が開発!自閉症の理解に効果が期待!?世界初の装置とは」, 2015年4月15日. 読売新聞「自閉スペクトラム症 視覚体験装置を開発」, 2015年3月30日. 朝日新聞「自閉症の人の目線,感じて知って仮想体験機器,阪大・東大グループ開発」, 2015年3月19日. link 日刊工業新聞「阪大,自閉症患者が見ている世界を体験できる装置を開発」, 2015年3月18日. link NHK関西「自閉症特有の見え方疑似体験」, 2015年3月17日. 財経新聞「阪大など,自閉スペクトラム症者の知覚を体験できるシミュレータを開発」, … Continue Reading →