2024年3月3日- 4日にグランフロント大阪ナレッジシアターにて、本研究チームの国際シンポジウムを開催します。シンポジウムの詳細と参加登録については、こちらをご覧ください。
受賞:PCN Reports最優秀論文賞
本チームメンバーの長谷川特任助教・池田准教授らの下記の論文が、2023年度PCN Reports最優秀論文賞を受賞いたしました。詳しくはこちらをご覧ください。
Chiaki Hasegawa, Takashi Ikeda, Yuko Yoshimura, Hirokazu Kumazaki, Daisuke Saito N., Ken Yaoi, Kyung-Min An, Tetsuya Takahashi, Masayuki Hirata, Minoru Asada, and Mitsuru Kikuchi. Reduced gamma oscillation during visual processing of the mother’s face in children with autism spectrum disorder: A pilot study. Psychiatry and Clinical Neurosciences Reports, Vol.2, No.1, e68, 2023.
プレスリリース:テングザルの重層社会の解明―父系的重層社会の可能性―
本プロジェクトチームの個体間/集団間グループの松田一希教授らの研究成果がプレスリリースされました。
野生のテングザルの行動・生態データから、父系的な重曹社会を形成している可能性が明らかになりました。
本成果は、国際学術誌「Behavioral Ecology and Sociobiology」にオンライン掲載されました。
詳しくは以下をご参照ください。
イベント:シンポジウム「インタラクション創発原理の解明へ」の開催
2023年10月21日にグランフロント大阪にて、本研究チームのシンポジウムを開催します。シンポジウムの詳細と参加登録については、こちらをご覧ください。
NHK Eテレ『こころの時代 ~宗教・人生~』 への出演
本チーム代表の津田一郎教授が、5/7 (日) 午前5時~NHK Eテレ『こころの時代 ~宗教・人生~』 に出演いたします。
番組の詳細はこちら。
イベント:最終公開シンポジウムの開催
2023年3月11日にTKPガーデンシティPREMIUM名古屋新幹線口 バンケットホール7Aにて、本研究チームの最終公開シンポジウムを開催します。シンポジウム詳細と参加登録については、こちらをご覧ください。
受賞:日本神経回路学会 論文賞
本チームメンバーの徳田助教らの下記の論文が、2022年度日本神経回路学会論文賞を受賞いたしました。 そのほかの受賞者はこちらをご覧ください。
Keita Tokuda, Naoya Fujiwara, Akihito Sudo, Yuichi Katori, “Chaos may enhance expressivity in cerebellar granular layer,” Neural Networks, vol. 136, pp. 72-86, 2021.
受賞:第11回藤原洋数理科学賞 大賞
本チーム代表の津田一郎教授が第11回藤原洋数理科学賞大賞を受賞いたします。
藤原洋数理科学賞は、現実社会に有益な応用を有する数学の理論を構築した研究者、あるいは社会の発展のために有用な数学の応用を見出した研究者を対象として、社会への貢献を顕彰することを目的に設立された賞です。
このたび津田教授の「カオス力学を基軸にした複雑系脳科学への先駆的な貢献」が評価され、第11回大賞の受賞に至りました。
授賞式が2022年10月1日に慶応義塾大学で開催されました。
受賞:日本霊長類学会 高島賞(学術奨励賞)
本チームメンバーの豊田有研究員(中部大学)が2022年度日本霊長類学会高島賞(第31回学術奨励賞)を受賞いたしました。
そのほかの受賞者につきましては、こちらをご覧ください。
イベント:SISReCサマーショートセミナーの開催
本チーム主催で、認知神経科学者として日米でご活躍されているカリフォルニア工科大学 下條信輔教授を招き、SISReCサマーショートセミナーをオンライン開催いたします。無料でご参加いただけますので、事前登録の上、ぜひご参加ください。
参加登録につきましてはこちらをご覧ください。
SISReCサマーショートセミナー
http://osku.jp/h0283
日時:2022年8月24日 14:30~16:00(講演および質疑応答)
会場:Zoomウェビナー(オンラインセミナー)
参加費:無料
定員:500名(先着順)
主催:大阪大学先導的学際研究機構 共生知能システム研究センター
大阪大学国際共同研究促進プログラム「他者の中に自己をみつけるロボット -同調・脱同調に応じた意識ダイナミクスの構成論的理解-」
JST CREST『脳領域/個体/集団間のインタラクション創発原理の解明と適用』
講演者:
下條信輔 教授 Prof. Shinsuke Shimojo
カリフォルニア工科大学(生物・生物工学部/計算神経システム)
California Institute of Technology (Division of Biology & Biological
Engineering / Computation & Neural Systems)
講演タイトル:
『チーム・フロー』その後 〜 回路で繋がっている場合、個人差と相性など
Team Flow – Unwired, Wired, and individual differences
講演概要:
フロー(ゾーン)と呼ばれる精神・神経状態については、すでにさまざまな研究が公刊されているが、われわれは世界に先駆けて、脳間の同期指標から「チーム・フロー」の神経対応を同定し、それが個人(ソロ)フローの神経対応や、単なる社会相互作用の神経対応とは、重なるものの異なるノードを持つことを示した(Shehata, et al., 2021)。また同期指標のみならず、情報統合理論(IIT)で意識の指標とされるファイが、脳間で高い数値を示すことをも示した。ここではその後の展開として、1)プレーヤー1の指の動きをプレーヤー2の動きに電気的・ないしは磁気的にリンクさせた場合(SONY CSL笠原俊一、田島大輔らとの共同研究)、2)チームフローにおける個人差と相性について報告するとともに、今後の研究の方向性を示す。